畑をやっているとたくさんの蒔き残りの種が出ます。 そうした種は廃棄するのももったいないので私の場合は冷蔵庫に保存しておきます。 こうして保存しておくと意外にも3年ほどたった種でもちゃんと生きていてほぼ80%〜90%の確率で発芽が可能です、もちろん中には発芽しない場合もあるかもしれませんが私の場合はそうしたことは今までは全くありませんでした。 種たちの生命力は人が想像を絶するほどの強さと寿命を備えているものだとなものだと感動しています。 ほぼすべての古い種たちは私の期待通りに生きていてくれてちゃんと発芽してくれました。 2011年10月13日 |
そんなわけで今回は2008年に植木鉢での栽培の際に残って冷蔵庫に保存してあった葉大根の種を再度蒔いてみることにしました。 この残り種ももうすでに3年間は経過しています、しかも種袋は開封されていて袋内に3分目ほどの量のものです。 冷蔵庫という温度が低温に保たれている条件ですので多分種の寿命も常温で保存するよりずっと安定してるのかもしれません。 使用する植木鉢はすでに土が入っていて今年の春ごろにゴールドクレストの挿し木をした際のもので発根せずに枯れてしまい挿し木に失敗してそのまま裏庭に放置してあったもので、今回の種まきには肥料とか手入れは一切せずにそのままシャベルでちょっと耕して種を蒔いたものです。 2011年10月13日 畑にも同じ種を蒔いてみました |
冷蔵庫に保全してあった葉大根の残り種 植木鉢内の土をざっとシャベルで耕してぱらぱらと蒔いてみた。 |
2011年10月16日 今朝までの雨のおかげで早くも発芽した。 昨日今日と気温が例年よりずっと高くて今日の最高気温は27度と汗ばむほど、この暖かさのせいもある。 |
今日の時点でもうこんなに成長した。 間もなく本葉が出そうな感じ。 昨日あたりから気温が下がってきているのでこの分だと虫の被害もないかもしれない。 2011年10月19日撮影。 |
昨夜の豪雨で倒されてしまった。 それにしても、前回も体験したがあまりに苗の背が高すぎてヒナヒナしている、これではもしかするとこの倒れたまま枯れてしまうのではないか。 2011年10月22日撮影。 |
本葉が出始めているが相変わらず丈が長すぎて倒れたままでひなひなしている、肥料不足もあるのだろうか、それに根も混んでいるので今日は間引いて化成肥料など与えてみることにした。 昨日は気温が異常に高くて最高気温26度と夏日であった、そのせいか虫の被害で一部の葉が虫食いにあっている。 今日は気温が急に下がっているがそれでも平年よりも温かい、この分だとまたまた虫に食われて今後の成長も期待できないかもしれない。 2011年10月26日撮影。 本葉が出始めている。 根が混んでいる。 間引いて化成肥料を施した。 間引き菜は「かいわれ」でサラダにして食べることにする。 |
肥料の効果があったのか、だいぶ成長してきて本葉も出てきているが、いまだよわよわしい株ばかり。 2011年10月31日撮影。 |
かなり葉大根らしい形になってきたがすでに虫に食われている、ここ2,3日気温の高いのが良くない。 2011年11月7日撮影。 |
種まきから約一か月、昨日の雨でさらに成長した、ついに収穫時期、これ以上おいておいても虫に食われるばかりなので収穫した。 三年前の古い種もこうして発芽して収穫にまで至った。 種の生命力に感動! 2011年11月12日撮影。 |
サニーレタス(残り種)の栽培・2011年11月バージョン |
すっかり気を良くしてまたまた冷蔵庫に保存して3年前の古いサニーレタスの種を畑の隅に蒔いてみました。 2011年11月17日 |
サニーレタス・レッドエンジェル(この画像は2008年撮影の物) |
前日の雨の効果で早くも発芽しました! 2011年11月22日撮影 これは狭いスペースに残った種全部を蒔いてしまったので密集して発芽しています、こんなに良い発芽率ならばもっと広いスペースに蒔くべきでした、後日間引きをしないといけませんねぇ〜。 まず90%以上の発芽率ですね。 こんなに大きくなりました、密集していますね、あとで間引きしないといけませんね、2012年1月8日撮影です。 |
すっかり気を良くしてまたまた古いわさび菜とおたふく春菊の種を畑のすみっこに蒔いてしまいました。 これですべて冷蔵庫に保存してあった古い種たちは再び畑にまかれました、ちゃんと生きていてくれました。まだまだ2008年に採取したわさび菜の種などたくさん保存してありますが、ともかく古い物から先に蒔いてました。 ちゃんと発芽しました、すごい生命力に感動! よくぞこの長い間生きていてくれました! |
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満開のおたふく春菊の花・2012年5月24日畑にて撮影 |
種を採取した・2012年6月26日撮影 おたふく春菊の種はNETの情報によると採取してからしばらくの期間は休眠するとのことで今年採取した種は今年には蒔かないほうが病気の発生など発芽率などのが抑えられて良いとのことで来年の秋までは冷蔵庫など保存状態が良い場所に保存したほうが良いとのこと。 |